
そもそも「学ぶ」ことって、何から始まる?
「効率の良い勉強法!」
「これをやったら伸びる!」
世の中たくさんの「いい勉強法」が紹介されていますね。
学習方法の動画とか、勉強のサイトとか、AIとかも教えてくれる。
でも、アドバイスされた通りにやって、本当に伸びるのか?
……実はごく一部だな、と感じます。
現場で多くの学生を見ていて気づくこと。
それは子どもたちがが「やり方」を理解していないのではなく、
「勉強して『できるようになった』という体験のイメージがない」ということです。
「自己学習してできるようになった」という経験値が少ないままだと、
「こうやれば自分は伸びる」
という感覚がまだありません。
「これやれば伸びるって書いてあった!」
と、動画のとおりにやってみても、勉強の「できた」「できない」の判断基準がそもそも本人のなかで曖昧。
また良いやり方を言われても、やっている途中で手が止まってしまう。
これらは当然なんです。
だって、イメージできないものを、いきなりできるようになるなんて、大人だって難しいんですから(泳げない人がいきなり、背泳ぎこうやるとできるからやってみて!と言われるようなもの)。
では、どうすれば「自分から勉強できる子」になるのか。
答えはシンプルです。
「頭で理解させる」のではなく、「徹底的に真似させる」ことです。
最初はこれで十分です。
理由や効率を理解させるよりも先に、まずは
「言われた通りの手順で手を動かしてみる」。
型通りに動いた結果、
「あ、テストで点が取れた!」
「単語が覚えられた!」
という成功体験を身体感覚として刻むことが、すべてのスタートになります。
だから当塾で「英語が解けた!」「数学が伸びた!」
と、経験してから、どんどん伸びる生徒がいるのは、当然なんです。
「真似る」は「学ぶ」の第一歩
「真似ばかりで、主体性が育たないのでは?」
と心配されるかもしれません。
でも、誰だってはじめは「真似」からです。
小さい子どもが、家族の真似をして、言葉や生活の仕方を学んでいくように、学習もはじめは真似からだっていいんです。
まずは教えられたやり方をそのまま真似てみる。
その後に「できた!」という経験値を積む。
受験期の焦りからかYouTubeで
「効率の良い勉強法」
なんてマジックワードに踊らされて、そればっかり見てる子、危険です。
まずは自分の頭で考えて、手を動かす!
(鉛筆回しのことじゃないよ!)
そんな学習の経験値を積んでほしいな、と現場の講師は思っています。